コーヒーのセミナーを行っている企業やカフェは名古屋にもたくさんあります。もともと喫茶店文化が盛んな名古屋ですから、数だけ言えば他の都市でもそうはないぐらいの数のコーヒーのセミナーが存在します。
それでも、多くの方にうかがうと「コーヒーやラテアートのセミナーを受けられる教室がなかなか名古屋にはない」と言われます。それは、コーヒーセミナーのほとんどがカフェや喫茶店の営業時間終了後、もしくは店休日に行われるからです。
コーヒーセミナーや教室の多くは期間限定
ここで大切なことは、決してこういったカフェや喫茶店がセミナーを片手間にやっているわけではないということです。真摯にお店のコンセプトやコーヒーの楽しさを理解してもらうためにセミナーをやっているお店だってたくさんあります。
店休日や営業時間終了後にわざわざセミナーを開くのも、儲けなどのためというよりは「もっと多くの人にコーヒーを楽しんで欲しい」という想いがあるからでしょう。
ですが、日中はカフェを営業している以上、どうしてもお客様の都合に合わせた時間帯にセミナーをやるというわけにはいきません。
そのため多くのカフェは「〇月〇日の〇〇時からセミナーを行います」といったように、時間や日程を指定したうえでセミナーを行います。こうした事情もあって、なかなかお客様もコーヒーやラテアートを勉強する機会が無くなっていくのです。
いつでもコーヒーに触れられる教室を
そこでnoteは、いつでもコーヒーのことを知り、楽しみ、学べる場所を作りたいと考えました。
お子様が保育園に行っている間のお母さんの習い事として、月曜定休の飲食店のスタッフの訓練の場として、会社上がりのサラリーマンの趣味の場として、コーヒーを楽しめる場所。それがnoteです。
実際、「noteをオープンする」ということをFacebookで告知してすぐ、数件のお問い合わせがあり、プレオープン期間中の8,9月にも数件のセミナーを実施することになりました。
私たち自身も驚いたのですが、そのぐらい熱心にコーヒーやラテアートのことを学びたいと考えている方がいらっしゃるのに、学べる状況や環境が整っていなかったのだということを改めて実感した次第です。
セミナールームだからこそ学べるスタイルで
また、カフェが行うコーヒーセミナーではなく、“コーヒーのセミナールーム”だからこそ行えることもあります。
いくつかありますが、一つ例をあげるとすれば、特定の豆や器具に限定しないコーヒーの淹れ方を学べるところは、noteの利点の一つでしょう。カフェや喫茶店、それどころか大手コーヒーチェーン店の行うコーヒーセミナーですら、コーヒーを淹れる時には決まった器具を使います。
たとえば、コーヒーを淹れるドリッパーで言えば、「〇〇のカフェではKalitaで教えられたけれど、××のカフェではHARIOのものを勧められた。△△ のカフェではKONOを勧められた」といったことも普通に起きますし、むしろこれまでのコーヒー業界ではそれが当然でした。
当たり前と言えば当たり前で、それぞれのカフェや喫茶店はそのドリッパーを使ったコーヒーが一番美味しいと考えており、それに合わせたレシピ開発をしているのですから、「美味しいコーヒーの淹れ方講座」などを開けば、一つのドリッパーに絞って教えるのが普通でしょう。
ですが、今のところ“最高のドリッパー”といったものは存在しません。どんなコーヒーが好きかにも個人差があるように、それぞれのドリッパーによって出せる味、特徴といったものは大きく変わってくるからです。
それを踏まえて、私たちのセミナールームでは、それぞれのドリッパーの特徴を理解し、楽しめるようなコーヒーのセミナーも行っています。これは、カフェや喫茶店のセミナーではほぼ見かけないスタイルの講座の一つでしょう。
これはほんの一例ですが、カフェや喫茶店のセミナーではなく、コーヒーのセミナールームだからこそのメリットの一つがこうしたところに表れてくると言えます。
皆さんも、自由に、楽しく、そして深く学べるnoteのコーヒー&ラテアートセミナーを体験してみてはいかがでしょうか。