

名古屋ユマニテク調理製菓専門学校で、今年も未来のパティシエの卵たちにラテアートの授業を担当させていただきました。実は、この授業を担当させていただいてから10年以上が経ちます。
製菓の学生さんにとって、カフェの分野は少し意外に感じるかもしれません。しかし、最近はカフェを併設したケーキ屋さんも増え、カフェに興味を持つ学生さんが多くなっています。この授業を通じて、将来「エスプレッソマシンを使いこなせるようになる」「ラテアートの基本をマスターする」「カフェで働くイメージを持てるようになる」など、生徒さんたちの選択肢を広げるお手伝いができればと考えています。
今年の生徒さんは、なんと3分の2以上が普段からコーヒーを飲んでいるとのこと。コーヒーがより身近な存在になっていることを実感でき、私自身もとても嬉しい気持ちになりました。
実践授業のステップ:基礎から応用へ
美味しいラテアートは、基礎がしっかりしていないと作れません。授業は、基礎を徹底的にレクチャーすることからスタートします。
- エスプレッソの基礎:
初めてエスプレッソマシンに触れる生徒さんがほとんどなので、マシンの扱い方、エスプレッソグラインダーの調整、そして美味しいエスプレッソの抽出方法を丁寧にレクチャーします。 - ミルクのスチーミング:
エスプレッソの次は、きめ細かいフォームミルクを作るための温度、角度、コツを伝授します。これがラテアートの成否を分ける奥深いポイントです。 - ラテアート実践:
いよいよラテアートに挑戦です。まずは基本のハートから始め、慣れてきたらレイヤーハート、チューリップ、リーフなど、少しずつレベルアップしていきます。
ユマニテクさんには、チンバリ社の業務用マシンやグラインダーだけでなく、家庭用マシンも複数台ご用意いただいており、生徒さんを待たせることなく、どんどん練習できる贅沢な環境が整っています。上達への鍵は「原理の理解」
最初は戸惑っていたみんなも、練習を重ねるごとにどんどん上達していく姿は感動的で、積極的に質問してくれる姿勢からは私自身も刺激を受けています。
ただ、闇雲に練習するだけでは上達は難しいものです。私たちは、「なぜラテアートができるのか?」「どこがポイントなのか?」という原理をしっかり理解することが大切だと伝えています。頭で考え、試行錯誤するこの経験は、着実にスキルアップにつながり、きっと将来にも活きてくれるはずです。感謝と未来への願い
授業の最後には、2年生の先輩たちが1年生を招待してラテアートを提供するイベントを開催しました。先輩たちは緊張しながらも心を込めてラテアートを作り、1年生も大喜びでイベントは大盛り上がりとなりました。
ラテアートは、技術だけでなく、おもてなしの心も伝えることができる素敵な表現方法です。この経験を活かして、生徒さんたちが将来素敵なパティシエやカフェスタッフとして活躍してくれることを心から願っています。
ユマニテクの皆さん、これからも美味しいお菓子と素敵なラテアートで、たくさんのお客様を笑顔にしてくださいね!
出張セミナーについて
喫茶店やカフェでのスタッフ教育などといった「技術指導」のための出張セミナーと
ラテアート教室やコーヒー教室を会社やイベントの場で披露して欲しいといった
「出張体験講座」をされたい方向けのセミナーの2つがあります。
詳しくは以下をご覧ください。
ship&ground合同会社 代表
バリスタ 浜地 徹
ジャパンバリスタチャンピオンシップ(2006、2009)セミファイナル
ジャパンラテアートチャンピオンシップ(2009~2012) 審査員
SCAJローストマスターズ委員会 第3回リトリート シングルオリジン部門 1位(チーム受賞)
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